新車が売れない・・・【売れない理由は?】

自動車

新車が売れないと悩んでいる自働車営業の人へ

 

自働車ディーラーで働いている人は毎日売れる所はないか基盤を探し電話や訪問などアプローチして長年営業をやっている人は昔は紹介や店頭販売だけで目標達成していた良い時代もあったと思い出にふけることもあると思います。

 

上司からは目標の販売台数を達成するためにプレッシャーをかけられ続け、自分でも達成するためにプレッシャーをかけて毎日自分を追い込んでる人も多いと思います。

 

コロナウイルスだろうが増税だろうがお店や個人の目標は対前年プラスアルファで目標設定しているので市場がどうだろうと関係ありません。

 

目標の数字を追いかけて売れないのは自分の責任ではないかと悩む人もいると思います。

 

こんな人に読んで欲しい記事です。

  • 自働車ディーラーの営業として働いている
  • 売れなくて悩んでいる
  • 今後どうすればよいか知りたい

 

私は自動車ディーラーで10年間営業をしていた経験があり自働車ディーラーの良いところも悪いところも理解しています。

 

外から冷静に見ると売れないのは営業だけの責任ではないと感じることが多くあります・・・

 

コロナウイルスの影響で売れないと肌感覚で実感してる人も多いと思うので影響が一番ある4月、5月の販売台数の推移を記事にしたいと思います。

コロナウイルスの影響

上場企業の販売会社の決算短信を確認しましたが、3月までの1年間の販売台数の減少は数%に収まっていました。

 

新車は販売してから納車まで1ヵ月程度登録になるまでタイムラグがあるので3月の数字は1.2月に販売した新車の数字なのでコロナウイルスの影響よりも増税の影響だと考えて良いと思います。

 

コロナウイルスの影響をまともに受けるのは4月以降の数字を見ることが大切です。

上場してる自働車ディーラーの決算

  • 8293 ATグループ
  • 7593 VTホールディングス
  • 8291 日産東京販売ホールディングス

8293 ATグループ

出典:日本経済新聞決算短信

新車販売台数はマイナス5.2%

7593 VTホールディングス

出典:日本経済新聞決算短信

新車販売台数はマイナス0.5%

8291 日産東京販売ホールディングス

出典:日本経済新聞決算短信

新車の販売台数が載っていなかったのですが、営業利益はマイナス7.9%

 

どこの会社も3月までの1年間の決算なのでコロナウイルスの影響は限定的で消費税が10%になった影響が出ていると感じます。

4月の新車登録台数

メーカー 販売台数 対前年同月比
トヨタ    普通車 79961台 79.3%
       軽自動車 2597台 75.2%
ホンダ    普通車 22346台 85.8%
       軽自動車 22659台 75.9%
日産     普通車 8644台 46.8%
       軽自動車 8523台 71.4%
マツダ    普通車 5461台 73.8%
       軽自動車 1966台 69.2%
三菱     普通車 969台 34.8%
       軽自動車 1773台 49.1%
スバル    普通車 3587台 44.0%
       軽自動車 1639台 90.8%
ダイハツ   普通車 3354台 126.0%
       軽自動車 33185台 70.2%
スズキ    普通車 6065台 53.0%
       軽自動車 25910台 55.2%

出典:日本自動車販売協会連合会 全軽自協  

 

ダイハツが対前年100%を超えているのは新型車ロッキーが好調なためですが、それ以外のメーカーは壊滅的な状況です・・・

5月の新車登録台数

メーカー 販売台数 対前年同月比
トヨタ    普通車 68167台 66.1%
       軽自動車 1833台 56.0%
ホンダ    普通車 16628台 57.5%
       軽自動車 16125台 52.4%
日産     普通車 8844台 43.1%
       軽自動車 10071台 67.3%
マツダ    普通車 5109台 51.6%
       軽自動車 1110台 35.9%
三菱     普通車 900台 25.0%
       軽自動車 1857台 43.0%
スバル    普通車 1704台 23.9%
       軽自動車 1009台 54.0%
ダイハツ   普通車 2537台 118.7%
       軽自動車 18462台 40.1%
スズキ    普通車 3671台 37.2%
       軽自動車 19838台 44.6%

 

売れていないだけでなく、自働車メーカーの工場が停止していたこともありクルマが来なくて登録できないので数字が悪くなっていますが、6月も数字が回復しないと人員整理をする可能性もあります・・・

6月の新車登録台数

 

メーカー 販売台数 対前年同月比
トヨタ    普通車 89113台 77.5%
       軽自動車 2129台 68.5%
ホンダ    普通車 24678台 69.6%
       軽自動車 23664台 74.2%
日産     普通車 16316台 59.7%
       軽自動車 19553台 103.8%
マツダ    普通車 7701台 79.4%
       軽自動車 1827台 65.5%
三菱     普通車 1533台 40%
       軽自動車 3766台 83.2%
スバル    普通車 6485台 66.5%
       軽自動車 1536台 71.5%
ダイハツ   普通車 3360台 146.5%
       軽自動車 37751台 72.5%
スズキ    普通車 8295台 87.8%
       軽自動車 42277台 94.4%

6月の新車登録台数です。

前月と比べるとほとんどのメーカーが回復していることがわかりますがコロナウイルスの第2波の影響を受けないとも言い切れないので油断はできません。

リーマンショック時の販売台数は?

リーマンショックの時の販売台数はどうだったかを見ていきたいと思います。

 

2008年にリーマンショックが起きたので2009年の数字を見てみると、新車の販売台数は約460万台で日本の新車販売台数が31年ぶりに500万台を下回ったと話題になっていました。

 

リーマンショックは前年比でマイナス9.3%なので今回のコロナウイルスの影響がどれだけ大きいのかおわかりいただけると思います。

変化のとき?

現在の新車販売の方法はメーカーがディーラーを通し個人や法人にクルマを販売をしています。

 

ショールームや販売員、試乗車などコストをかけてCMをバンバン流し少しでも多く販売しようとしていますが、テスラの販売方法を知っていますか?

 

オンラインでポチるとクルマが買えます・・・

 

オプションが少なくシンプルなのでとても分かりやすく下手な販売員が説明するよりもインターネットで見た方がクルマの良さが伝わると感じてしまいます。

 

高額の商品だから信用した人から購入したい!

こんな声が聞こえてきそうですが、人を信用するよりもほとんどのお客さんは自働車メーカーの看板と商品を信用して購入しています。

 

もちろん優秀な営業マンがいるのは事実ですが、販売コストを抑えてクルマが今よりも安い価格で乗れるのであれば自然とオンラインでもいいという人が増えると思います。

 

自働車ディーラーの営業はゼロにならないにしても人数が少なくなっていくことは間違いありません。

 

テスラがその第一歩を踏み出しているので自働車業界全体の変化は避けられないと感じています。

まとめ

クルマが売れない時代だろうがコロナウイルスだろうが目標は変わらず毎日数字を追いかけている営業の人は本当に大変な時期だと思います。

 

消費税の増税の影響があると心配していた矢先もっと大きいコロナウイルスがやってきて販売台数は落ちるけど目標は変わらずコロナウイルスなんて関係ないと言わんばかりの上司の言動に嫌気がさしてる人もいると思います。

 

今の仕事を続けていけば店長や部長などの管理職になれるかもしれませんが、その管理職の上司はあなたのなりたい未来の姿でしょうか?

 

私は10年営業をやりましたが自分がなりたい姿ではなかったので退職をしました。

 

頑張れば続けていくことはできましたが、クルマを販売することが難しくなり、目標は年々増え続け、販売しても喜びがなくなってしまい、生活のために働くようになっていると感じたので退職のタイミングだと思い退職しました。

 

クルマが売れないのはあなたの努力が足りない部分もありますが、時代の流れで売るのが昔に比べて難しくなりセールストークだけでどうにかなる次元ではありません。

 

クルマが売れないのはコロナウイルスが原因ですが、仕事をしてる限りプレッシャーは必ずかかり続けるので体調を悪くする前に逃げることも大切です。

 

自分の扱うメーカーの商品を見て対前年同月比を見て驚いた人もいると思います。

 

それだけ逆風のなかクルマを販売してるとも言えますので無理をせずに何度も言いますが体が壊れる前に脱出して下さい。

 

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