会社の上司と価値観が合わないと感じる瞬間
毎日仕事をしていると上司と価値観が合わないと感じる時があり、会話で昔の武勇伝や成功体験などを語り『頑張ればおれみたいになれるぞ!』と言わんばかりに話をしてくる人が1人はいるのではないでしょうか?
上司の価値観と部下の価値観のギャップがあると感じる瞬間をブログの記事にしました。
もしあなたに部下がいて終業時刻ギリギリでミーティングを始めて一人一人話を聞いて最後にお決まりの自分の成功体験を話してる人は思考停止してるのでなぜ部下ができなのかを考えてアドバイスをする必要があります。
部下はあなたに『またその話ですか?』と言えないので自分で気が付く必要があり、自分の成功体験を語り気持ち良くなって帰るのも良いですが部下は1ミリも感謝していないので覚えておいて下さい。
この記事はこんな人におすすめ!
- 上司のモチベーションを上げるための言葉がピンとこない
- 部下がいるけど思うように行動しない
- 上司も部下も何を考えてるのかわからない
私はいくつもの会社で働き様々な上司と話をする機会があり、仕事を教えてもらう部下としての経験と自分で事業をして人に教える経験をしていく中で自分ではモチベーションを上げるために言った言葉でも全く相手に響いていないと感じる経験がありました。
そこで過去を振り返り何が原因なのかを自分なりに結論を導きだしたのでブログの記事にしたいと思います。
上司の言葉が部下に響かない理由
部下に上司の言葉が響かない理由は以下の3点です。
- 今と昔で価値観が違う
- 参考にならないアドバイス
- アドバイスする機会が多すぎる
今と昔で価値観が違う
上司の年齢にもよりますが上司が若いころは給料をモチベーションに仕事を頑張る人が多く、その会社で成功していたからこそ出世することができたのでその会社の中では上司のやり方が正解なのですが、給料をモチベーションに働く人は今もいますが、圧倒的にやりがいや自己実現をしたいという人が増えていると感じます。
自分の好きな事をやりたい!嫌な事はやりたくない!こんなことを考えて仕事をしてる部下が多いと感じます。
お金はもちろん大切ですが仕事をすることで部下にどんなメリットがあるのかを理解させる必要があります。
多くの上司は自分の成功体験に囚われ部下に押し付けるので価値観のギャップが生まれてしまいます。
参考にならないアドバイス
昔の成功体験を永遠と話をされていても同じやり方で成功できた人がいるのであれば部下の努力不足ですが、あなたのアドバイスで部下が育っていないのであればあなたのアドバイスは間違えているか部下に仕事をするメリットを理解させれていないのどちらかです。
同じ仕事でも変化をしていて過去の成功体験が今も成功するとは限りません・・・
凝り固まって成功体験に囚われて新しいアイディアを出せないのは思考停止状態と言えるでしょう。
アドバイスする機会が多すぎる
毎回アドバイスをすると部下も慣れてしまうので効果が薄れてしまいます。
『またいつもの話か・・・』
部下は内心こんなことを考えてるかもしれません。
思い通りに成果が出ない部下を見るとついアドバイスをしたくなりますが、あなたが時間をかけて丁寧にアドバイスをしたとしても内容がいつもと同じであれば部下に伝わらず時間の無駄です。
毎回同じようなアドバイスではだんだん軽く見られるようになります。
まとめ
今と昔では価値観が違う理由をマズローの5段階欲求で考えると上司が現役で働いていた時代は生理的欲求や安全の欲求などを満たすためにお金を稼ぐことを1番に考えていましたが、現在の日本は2つの欲求が満たされて多くの人が社会的欲求や尊厳欲求を満たしたいと考える人が増えたため上司の価値観とギャップが生じてしまいます。
部下の社会的欲求や尊厳欲求を満たすためにどうすれば良いかを考えてアドバイスをすれば部下にも刺さる言葉を言えるのではないでしょうか?
定年退職して再雇用される時に部下が自分の上司になる日が遅かれ早かれ必ずやってきます。
その時に良いアドバイスをくれた上司と思われるのか過去の成功に囚われてる人になるのかはあなた次第です。
価値観の違いに気付きアドバイスをすることが大切になってきます。